スマホに慣れてる人ほど陥ってしまう? スマホの誤った使い方
- 長谷川

- 4月27日
- 読了時間: 4分
更新日:10月28日
ITリテラシーが高い人は、スマホの利用にも慣れており、
素早く新しい技術やアプリを受け入れることができます。
しかし、知識があるからこそ油断してしまい、
結果として危険な状態を自ら作ってしまうことも少なくありません。
ここでは、そんな誤った使い方を防ぐための「具体的な実践対策」を紹介します。

※本記事にはPRを含んでいます
≡INDEX
1. パスワードを適切に管理する
2. OSやアプリの更新を見極める
3. フリーWi-Fi利用時はVPNを必須に
4. 自動バックアップは絶対設定
5. 通知管理で不要なものを切り捨てる
1. パスワードを適切に管理する
よくある誤り
複雑で強力なパスワードを設定しているものの、
同じパスワードを複数のサービスで使い回してしまうこと。
これにより、1つのサービスから漏洩した情報が
他のサービスにも波及するリスクが高まります。
実践対策
パスワードマネージャーアプリを利用する
例:1Password、Bitwarden、Keeperなど。
自動生成された強力なパスワードを各サービスごとに保存し、覚える負担を軽減。
サービスごとに異なるパスワードを登録する
すべて違うパスワードに設定し、万一の漏洩リスクを最小限に。
多要素認証(2段階認証)を必ず設定する
例:SMS認証、認証アプリ(Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticator)を利用。
2. OSやアプリの更新を見極める
よくある誤り
「最新バージョンこそ最善」と思い込み、
リリース直後のアップデートを即実施してしまうこと。
リリース直後はバグや互換性問題が潜んでいることもあります。
実践対策
更新完了報告や一般ユーザーのレビューを確認する
SNSやフォーラム、レビューサイトをチェック。
1カ月程度は様子を見てから更新する
セキュリティパッチ以外の通常更新なら慎重に。
クリティカルアップデート(深刻な脆弱性修正)のみ即時対応する
メーカー公式発表を必ず確認して判断。
3. フリーWi-Fi利用時はVPNを必須に
よくある誤り
「少しだけなら大丈夫」と公共Wi-Fiを素のまま利用してしまうこと。
悪意のある第三者に通信内容を盗み見られるリスクが非常に高くなります。
実践対策
VPNアプリを導入・使用する
例:ProtonVPN、NordVPN、ExpressVPNなど。
公共Wi-Fi接続中は決済・ログイン作業を行わない
銀行アプリやクレジットカード決済は特に要注意。
セキュリティ警告機能を有効にする
OS標準のセキュリティ通知や、安全性警告を常にオンに。
4. 自動バックアップは絶対設定
よくある誤り
「データ管理には自信がある」と思い込み、バックアップを怠ること。
突然のスマホ故障や盗難時に、貴重なデータが一瞬で消失する危険性があります。
実践対策
iCloudやGoogleドライブを使った自動バックアップを必須設定
・写真・動画・連絡先・アプリデータすべて対象に。
月に一度は手動バックアップを確認する
自動バックアップの失敗リスクにも備えるため。
バックアップ完了通知を必ず確認する
正常にバックアップが取れているか、履歴も目視チェック。
5. 通知管理で不要なものを切り捨てる
よくある誤り
「情報はすべてキャッチしておきたい」という思いから、
通知を整理せず続けてしまうこと。
結果、集中力が削がれたり、重要な情報を見逃す原因になります。
実践対策
アプリ別に通知の有無を設定する
重要アプリ(銀行・連絡手段)はオン、それ以外はオフに。
SNSは「必要な情報のみ」にカスタマイズする
通知カテゴリーを細かく制御し、ノイズを減らす。
期限切れメールや古い通知は即削除する
メールボックスの自動整理設定も活用。
おわりに
ITリテラシーの高さに自負を持つことは美徳ですが、「我知る故に我在り」。
大したことではないけれど、簡単なことを必ず実践する。
それが本当の意味で、「リテラシーの高い人」と言えるのではないでしょうか。
これからも、ちょっとしたことを必ずやる。
その小さな積み重ねを、スマホ利用のルールにしていきましょう!




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