【8割が知らない】防水スマホが水没で壊れる本当の理由|データを守る応急処置5ステップ
- 長谷川

- 2023年5月20日
- 読了時間: 7分
更新日:2025年12月4日
「防水スマホだから大丈夫」──
その油断が、あなたのデータを消すかもしれません。
実は昨年、防水スマホの水没修理依頼は前年比で増加傾向に。
多くの人が「やってはいけない応急処置」で故障を悪化させています。
本記事では、修理のプロが教える"水没時の正しい対処法"を5分で解説します。

※本記事にはPRを含みます
≡INDEX
防水スマホでも壊れる"3つの水"
【即アウト】水没スマホでやると100%壊れる5つの行動
【生存率3倍UP】プロが教える水没後の"ゴールデンタイム"対処法
月500円以下でできる、水没リスクを90%減らす習慣
1.防水スマホでも壊れる"3つの水"
あなたのスマホに「IP68」や「IP67」という表示はありませんか?
これは防水性能を示す等級で、8が最高レベル。
一見すると「水に強い」印象を受けますが、実は大きな落とし穴があります。
スマホメーカーが想定しているのは"真水のみ"
防水テストは、常温の真水に一定時間沈める条件で行われます。
しかし、私たちの生活にある水は全く違います。
防水スマホでも即故障する"危険な水"3選
1. 海水・プールの水
塩分や塩素が内部に侵入すると、基板が急速に腐食します。
海辺での使用後、数時間〜数日で突然電源が入らなくなるケースが多発しています。
2. お風呂の水
「防水だからお風呂で動画を見ても大丈夫」と思っていませんか?
実は、高温多湿の環境では防水パッキンが劣化しやすく、湿気が内部に侵入します。
修理店スタッフによると、お風呂場での故障相談は年々増加しているとのこと。
3. ジュース・炭酸飲料
糖分が基板に付着すると、通電時にショートの原因に。
しかも粘度が高いため、真水よりも乾燥に時間がかかり、復旧率が大幅に下がります。
つまり、「防水スマホ=水に強い」は半分正解で半分間違い。
使い方次第では、あっという間に故障してしまうのです。
2.【即アウト】水没スマホでやると100%壊れる5つの行動
「とりあえず電源入れて確認しよう」 ──
水没直後、多くの人がこう考えます。
しかしこれが、修理不可能な"完全破壊"への引き金に。
濡れた基板に電気が流れた瞬間、ショートによって内部回路が焼き切れます。
復旧率はほぼ0%。データも二度と戻りません。
やってはいけない行動リスト
1.電源を入れない・起動確認しない
→ ショートして完全破壊。復旧率ほぼ0%に
水が内部に残った状態で通電すると、電気回路がショートします。
画面が一瞬点いても、その瞬間に内部で致命的なダメージが進行している可能性大。
2.充電器につながない
→ 基板が一気に損傷。データ復旧も不可能に
「充電すれば起動するかも」という考えは危険です。
電源オン以上に強い電流が流れるため、基板全体に深刻なダメージを与えます。
3.振らない・強く揺さぶらない
→ 内部の奥まで水が侵入する原因に
「水を出そう」と振ると、逆に水滴が基板の細かい隙間や、
本来到達しなかった部分にまで入り込みます。静かに水平に保つのが正解。
4.ドライヤーで乾かさない
→ 高温でパーツが変形/水が奥へ押し込まれる
熱風は一見効果的に見えますが、実は最悪の選択。
高温で防水パッキンやバッテリーが変形するだけでなく、
風圧で水が内部深くまで押し込まれます。
5.そのまま放置しない
→ 時間とともにサビ・腐食が進み復旧率が急降下
「自然乾燥すれば治るかも」と放置すると、数時間で内部にサビや腐食が発生。
24時間経過すると復旧率は半分以下に下がります。
水没時は「何もしない勇気」と「正しい対処」が最も重要です。
3.【生存率3倍UP】プロが教える水没後の"ゴールデンタイム"対処法
水没から最初の1時間が、スマホの生死を分けます。
以下のステップを落ち着いて実行してください。
復旧率が飛躍的に向上します。
正しい応急処置【6ステップ】
STEP 1:電源をオフにする(ついている場合のみ)
強制終了ではなく、通常のシャットダウンが理想です。
可能であれば、電源ボタン長押しで正常にシャットダウンしてください。
すでに電源が落ちている場合は、絶対に起動しないこと。
STEP 2:ケース・フィルム・アクセサリをすぐに外す
細かな隙間に水が溜まりやすいため、早めに外します。
特にケースと本体の間に入り込んだ水は、長時間そのままだと腐食の原因に。
STEP 3:タオルなどで優しく拭き取る
ポイント:こすらず"押し当てる"ように水分を吸わせる
ゴシゴシこすると、水が充電口やスピーカー穴から内部に入り込みます。
清潔なタオルやキッチンペーパーを優しく押し当てて、表面の水分を吸収させましょう。
STEP 4:SIMカード / SDカードを取り出す
データが入っている記録媒体を守るため、できるだけ早く取り出します。
これだけでも最悪の場合のデータロスを防げます。
SIMトレイを開ける際も、水が内部に入らないよう水平を保ちながら慎重に。
STEP 5:乾燥剤と一緒に密閉袋に入れる
※「お米」は推奨されません
よく「ジップロックにお米と一緒に入れる」という方法が紹介されますが、実は非推奨。
お米の細かい粉が充電口やスピーカー穴から内部に侵入し、
新たなトラブルの原因になります。
理想はシリカゲルなどの乾燥剤。100円ショップやドラッグストアで入手できます。
密閉袋に乾燥剤とスマホを入れ、できるだけ空気を抜いて密閉してください。
STEP 6:できるだけ早く修理店・専門店に相談
水没は時間が命です。
プロによる洗浄・乾燥処理を受けることで、復旧率が大幅に向上します。
特に基板の洗浄は専門的な技術が必要なため、自己判断で長時間放置せず、
可能な限り早く専門店へ。
多くの修理店では「水没診断」を無料〜数千円で行っています。
データが何より大切な場合は、迷わずプロに相談しましょう。
4.水没リスクを90%減らす習慣
「そもそも水没させない」──これが最強の対策です。
以下の習慣を取り入れるだけで、水没リスクは劇的に下がります。
今日から始められる予防策5選
1. お風呂場での使用を避ける
お風呂での故障相談は年々増加中。
どうしても使いたい場合は、完全防水ケース(2,000円程度)の使用が必須です。
2. 海・川・プールでは防水ケース必須
「防水スマホだから大丈夫」は通用しません。
特に海水は塩分で即腐食するため、必ず専用の防水ケースを装着してください。
3. キッチン・洗面台ではできるだけ距離を取る
料理中や洗顔中のうっかり水没は意外と多いもの。
スマホは水回りから最低50cm以上離れた場所に置く習慣を。
4. 雨の日の屋外使用はタオルやカバーで保護
防水性能があっても、長時間の雨にさらすのはNG。
傘を差しながらの使用や、防水ポーチへの収納を心がけましょう。
5. 万一に備え、定期的なバックアップを必ず行う
これが最も重要です。
iPhone:iCloud自動バックアップがおすすめ
Android:Googleドライブ自動バックアップがおすすめ
データさえ守れれば、最悪スマホは買い替えも可能。
大切な思い出や仕事のデータを守れるなら、間違いなく最強の保険です。
まとめ|"防水"を過信しないのが最大の防御
現代のスマホは「防水性能が高い」と思われがちですが、
実際には日常の水に完全対応しているわけではありません。
この記事の重要ポイント
✔ 防水=壊れないではない(海水・お風呂・ジュースは危険)
✔ 水没したら「電源オン」「充電」「ドライヤー」は絶対NG
✔ 正しい応急処置が復旧率を3倍以上左右する
✔ 最初の1時間の対応が生死を分ける
そして何よりも…
焦らず冷静に行動することが復旧への第一歩です。
今すぐできること3つ
緊急時に慌てないために、今この瞬間にできることがあります:
1. この記事をブックマーク
水没は突然起こります。
いざという時すぐに正しい対処法を確認できるよう、ブックマーク推奨です。
2. スマホのバックアップを今日中に実施
iPhone:設定 → Apple ID → iCloud → iCloudバックアップ
Android:設定 → Google → バックアップ
たった3分の設定で、数万円分のデータを守れます。
3. 防水ケースを2,000円以下で購入
夏のレジャーシーズンや旅行前には必須アイテム。
Amazonや100円ショップでも入手可能です。
あなたのスマホと大切なデータを守るために、
ぜひこの記事を身近な人にもシェアしてください。
備えあれば憂いなし。
今日から始める水没対策で、安心のスマホライフを!




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