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勝手に広告が出てくる…原因と安全な消し方|スマホ初心者でも3ステップで解決

「何もしてないのに突然広告が…」「×を押してもまた出てくる…」その“勝手に出る広告”は、原因さえわかれば自分で止められます。


この記事では、

  1. すぐ試せる応急処置

  2. 原因の見分け方(症状別)

  3. Android/iPhoneの正しい消し方

  4. 再発を防ぐコツ

を、スマホに不慣れな方でもできる順番で解説します。


スマホ


まずは結論:最初にこれだけ試して!

「とりあえず止めたい!」方向けの最短3手順です。※いずれもスマホ本体の標準機能だけでできます。

① ブラウザ通知をオフにする

  • Android(Chrome):Chrome右上︙→設定通知→「サイト別」から見慣れないサイトの許可をオフ

  • iPhone(Safari):設定通知Safari通知をオフ(iOS16以降はWebサイトごとの通知許可も見直す)

② “発信元アプリ”を特定する

  • Android:設定通知通知履歴(あるいは最近の通知)で、広告が出た“アプリ名”を確認→そのアプリをアンインストール

  • iPhone:見慣れないアプリや、最近入れた無料ゲーム/クリーナー系を長押し→Appを削除

③ ホーム画面のWebショートカットを削除

  • アイコン左上に小さなSafari/Chrome風のマークなら、アプリではなくWebへの近道。長押し→ブックマークを削除/ホーム画面から削除

ここまでで改善すればOK。続いて、原因をきちんと切り分けたい方は下へ。


症状でわかる!原因マップ

  • A:通知バーに突然広告 → ブラウザ通知の許可/広告配信型アプリの通知が原因

  • B:アプリを開いてないのに画面に全面広告 → 端末の上に表示する権限(「他のアプリの上に重ねて表示」)を持つアプリの可能性(Android)

  • C:ブラウザだけ使うと出る → Webサイトの通知許可・ポップアップ・迷惑サイトのリダイレクト

  • D:ホーム画面の見慣れないアイコンをタップすると広告だらけ → Webショートカット(アプリ風)

  • E:充電最適化/クリーナー/ランプ/QRスキャナー等を入れてから → 広告過多アプリ・不正な権限要求アプリの可能性



Androidの消し方(詳しい手順)

1. 通知から「犯人アプリ」を突き止める

  1. 設定通知通知履歴(機種により「最近の通知」)

  2. 広告が出た時間帯の通知を確認→アプリ名を特定

  3. アプリ情報画面へ→通知をオフアンインストール(不要なら)

通知履歴が無い場合:広告が出た瞬間に通知を左スワイプ→歯車/詳細からアプリ情報へ。

2. 怪しい“権限アプリ”を止める(全面表示広告の対策)

  1. 設定アプリ特別なアプリアクセス

  2. 他のアプリの上に重ねて表示(または「表示の上に表示」)を開く

  3. 見覚えのないアプリの許可をオフ→アンインストール

似た場所にあるチェック:アクセシビリティインストール済みサービスデバイス管理アプリ(管理者権限)→不明なものは無効/解除してから削除。

3. Chromeの“サイト通知”とポップアップを止める

  • Chrome右上︙→設定通知許可済みサイトを確認→不要なサイトをブロック

  • Chrome右上︙→設定サイトの設定ポップアップとリダイレクトブロック

  • 検索エンジンが勝手に変わっているなら:設定検索エンジンGoogleに戻す

4. ホーム画面の“アプリ風アイコン”を削除

  • アイコン長押し→削除(アプリ一覧からは消えない=Webショートカットの証拠)

5. セーフモードで頑固なアプリを削除

  1. 電源ボタン長押し→電源メニュー長押しでセーフモード(機種差あり)

  2. セーフモード中に、削除できなかったアプリをアンインストール

  3. 再起動で通常モードへ

6. Playプロテクトと“不明なアプリのインストール”を見直す

  • Google Play ストア→右上のプロフィール→Play プロテクトスキャン

  • 設定セキュリティ不明なアプリのインストール:許可アプリをオフ



iPhoneの消し方(詳しい手順)

1. Safari/サイトの通知を止める

  • 設定通知Safari通知をオフ

  • iOS16以降でサイト別通知を許可した場合:Safariを開く→アドレスバー左「ぁあ」→Webサイトの設定通知拒否

2. Safariの履歴とWebサイトデータをクリア

  • 設定Safari履歴とWebサイトデータを消去(ログイン情報は消える可能性があります。必要なID/パスワードは先にメモ)

3. ホーム画面のWebショートカットを削除

  • アイコン長押し→ブックマークを削除(アプリではありません)

4. 構成プロファイル(VPN/MDM)を確認

  • 設定一般VPNとデバイス管理

  • 覚えのないプロファイルがあれば削除(勤務先/学校から配布されたものは削除しない)

5. Appの見直し

  • 最近入れた無料ゲーム/クリーナー系/懐中電灯/QRスキャナーなど、広告がしつこいものは削除

  • AppとiOSを最新にアップデートして挙動を確認

iPhoneはAndroidより“勝手な常駐広告”が起きにくく、原因の多くはWeb通知や怪しいサイトの履歴です。

よくある「広告アプリ」

実名は避けますが、以下のジャンルは広告が過剰になりがちです。インストール時はレビューと権限を要チェック。

  • スマホ最適化/クリーナー/バッテリー寿命延長

  • 無料ゲーム(特に報酬型・常時オンライン)

  • 懐中電灯/QRスキャナー/天気/壁紙など単機能アプリ

  • ブラウザ拡張系(Android)


それでも消えない時の最終手段

  • バックアップ(写真・連絡先・LINE等)を取る

  • Android:設定システムリセットすべてのデータを消去(出荷時リセット)

  • iPhone:設定一般転送またはiPhoneをリセットすべてのコンテンツと設定を消去

  • 復元後は、必要最小限のアプリだけを入れ直し、様子を見る


再発防止の5カ条(超実用)

  1. 通知は“必要な相手だけ”に許可(見知らぬサイトの「通知を許可」は絶対に押さない

  2. アプリは公式ストアのみ/レビューの“低評価の具体例”を必ず読む

  3. Androidは「他のアプリの上に表示」「アクセシビリティ」をむやみに許可しない

  4. OSとアプリを常に最新に(脆弱性悪用を予防)

  5. 子ども用や家族共有端末はファミリー設定でインストール制限


すぐ使えるチェックリスト

  • 通知履歴で発信元アプリを特定

  • ブラウザ通知(Chrome/Safari)をオフ

  • ホーム画面のWebショートカットを削除

  • 重ねて表示/アクセシビリティの怪しい許可を無効化(Android)

  • 覚えのないプロファイルを削除(iPhone)

  • 不要なアプリをアンインストール

  • OS/アプリを最新に更新



FAQ(読者からよくある質問を想定)

Q. ウイルスに感染していますか?

A. 多くはウイルスではなく通知や広告設定の問題です。まず本記事の手順を。AndroidはPlayプロテクトでスキャンを。


Q. 広告ブロッカーアプリを入れれば解決しますか?

A. 一時しのぎにはなることがありますが、原因(通知許可/怪しいアプリ)を消すのが先。iPhoneはSafariのコンテンツブロッカー(信頼できるもの)を検討。


Q. 勝手に課金されませんか?

A. 広告表示だけなら課金は通常起きませんが、不審なサブスクには注意。キャリア決済/サブスク一覧を時々点検しましょう。


Q. どれが怪しいアプリかわかりません…

A. 「広告が出た直前に開いていたアプリ」「最近入れたアプリ」がヒント。通知履歴と“特別な権限”の許可状況を見て判断。



最後に

「勝手に広告」には必ず“入口”があります。通知の許可・怪しい権限・Webショートカットの3点を見直せば、多くのケースは自力で解決可能。

どうしても不安なら、お近くのスマホ相談窓口や当店にご相談ください。


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