【高齢者向け注意喚起】危険アプリに要注意!「ゲーム広告」と「容量不足メッセージ」から始まるスマホ詐欺の実態
- 長谷川

- 9月9日
- 読了時間: 5分
更新日:11月13日
🔍この記事でわかること
高齢者が狙われやすい2つの詐欺アプリパターンとは?
ゲーム広告からの誤インストールの仕組み
「容量不足」や「ウイルス感染」の警告が嘘である理由
被害事例とその対策
スマホを安全に使い続けるための5つの習慣
家族ができるサポート方法

※本記事にはPRを含んでいます
ースマホに慣れてきたからこそ、今が一番危ないー
「最近スマホを使いこなせるようになってきた」
「バーコード決済やLINEもできるようになった」
そんな自信を持ち始めた高齢者の方ほど、
今“詐欺アプリ”のターゲットにされやすいことをご存知でしょうか?
特に増えているのが、以下の2つの詐欺パターンです。
🎯 高齢者が陥りやすい2大詐欺アプリの入り口
ゲーム中の広告から誘導されるアプリ
「スマホの容量がいっぱいです」と表示する警告アプリ
これらはすべて、「タップさせれば勝ち」という詐欺の第一歩。
本記事では、これらの詐欺の仕組みと防ぎ方を、
スマホ初心者の50代~70代でもわかるように徹底解説します。
第1章:高齢者が狙われる理由とは?
1-1. スマホに慣れたけど“判断力”はまだ未熟
操作には慣れても、広告の見分けが苦手
「とりあえず押す」クセが抜けない
1-2. 正義感・素直さが逆に危険
「変なことがあったらすぐ対処しないと!」と思ってしまう
親切そうな広告文に騙されやすい
1-3. 何を信じていいか分からない
本物と偽物の違いが分かりにくい
知らないうちに“インストール完了”してしまうケースが急増
第2章:詐欺アプリパターン
① ゲーム広告からの誘導
1. ゲームアプリに仕込まれた“偽アプリ”広告
無料のパズルゲームや麻雀ゲームをしていると
「スマホが遅くなっています」や「無料で掃除できます」と表示される
広告をタップすると、Google PlayやApp Storeの画面に誘導されてしまう
2. なぜインストールしてしまうのか?
広告の「✕」ボタンが小さくて見えない
誤ってタップしてインストール画面に進んでしまう
「無料だし、とりあえず入れてみよう」で被害が始まる
3. 入れてはいけない“代表的なアプリの特徴”
掃除アプリ(Cleaner系)
スマホ最適化アプリ
セキュリティ強化アプリ
バッテリー節約アプリ→ これらはほぼ広告まみれ!
4. インストール後どうなる?
スマホに通知が大量に来る
動作が重くなりイライラ
有料プランに誘導される(詐欺課金)
第3章:詐欺アプリパターン
②「容量不足」メッセージの正体
1. 「今すぐ確認してください」は全部ウソ
ウイルスに感染しました
スマホの容量が不足しています
スマホの温度が異常です
これらはすべて偽の警告。実際には スマホの内部とは一切関係ありません。
2. このメッセージが出るときの共通点
ウェブサイトを見ている最中(特に無料のサイト)
ニュースアプリや天気アプリの下に突然表示
消そうとしても画面遷移する
3. 表示される“偽アプリ”の例
「今すぐ容量確認!」→ Cleanerアプリ
「あなたのスマホが遅くなっています」→ Boosterアプリ
「新型ウイルスが見つかりました!」→ 偽のセキュリティアプリ
4. インストールするとどうなる?
通知で脅される(例:30分以内に対応してください)
ウイルスが入ってるかのような演出が始まる
本当のウイルスやスパイウェアを入れられる可能性も…
第4章:高齢者がやりがちな「危ない行動」TOP5
行動 | 危険度 |
広告をタップしてしまう | ★★★★★ |
表示されたアプリをそのまま入れる | ★★★★★ |
意味が分からないまま「OK」「同意」ボタンを押す | ★★★★☆ |
画面が変になってもそのまま使う | ★★★☆☆ |
家族やお店に相談しない | ★★★★★ |
→ 一度でもインストールしてしまうと、被害が連鎖します。
第5章:実際にあった被害事例【リアルボイス】
ケース① 60代女性の例
「麻雀ゲームをしていたら、『スマホが遅くなっています』と出たので、ついアプリを入れてしまった。その後、スマホの動きが変になって広告がずっと出るように…」
→ 広告型アドウェアに感染。Googleアカウントに不正アクセスも。
ケース② 70代男性の例
「ニュースを見ていたら『容量不足です』と警告が出た。あわててアプリを入れたら、毎日変な通知が来て、有料登録に誘導された」
→ クレジットカード情報を登録させる悪質アプリだった。
第6章:被害を防ぐ5つのスマホ習慣
✅1. 「広告は押さない」が鉄則
→ ゲーム広告は“見るだけ”。タップ禁止!
✅2. スマホの空き容量は【設定】から確認
→ 警告が出ても無視して、自分で確認を。
✅3. アプリは必ず公式ストアからのみ
→ 「Google Play」「App Store」以外は禁止!
✅4. 見覚えのないアプリはすぐ削除
→ 「こんなの入れた覚えないな」と思ったら迷わずアンインストール。
✅5. 困ったら家族にすぐ相談
→ 一人で抱え込まず、迷ったらストップ!
第7章:家族ができるサポート5選
月に1回「スマホ点検日」をつくる
高齢者のスマホに怪しいアプリが入っていないか一緒に確認
通知・広告が出ないように設定(広告ブロッカーなど)
LINEで怪しい画面を見たらすぐ送ってもらう習慣をつくる
操作が難しいときは、無理にやらせない
第8章:安全なスマホ生活のためのチェックリスト(印刷可)
チェック項目 | 状態 |
見覚えのないアプリは入っていないか? | ☐ |
スマホは動きが重くなっていないか? | ☐ |
「容量不足」「ウイルス警告」は出ていないか? | ☐ |
家族とスマホの相談をしているか? | ☐ |
ゲーム中の広告はタップしていないか? | ☐ |
終わりに:スマホは正しく使えば、人生の味方です
スマートフォンは、決して怖いものではありません。
ただ、使い方を間違えれば、大切な個人情報やお金を失ってしまうリスクもあります。
特に高齢者の方は、
ゲーム広告は絶対に押さない
「容量不足」などの警告は信じない
迷ったら家族に相談
この3つを守るだけで、スマホ詐欺の90%は防げます。
🔔 本記事のまとめ
「ゲーム広告」と「容量不足メッセージ」は詐欺の入り口
無料アプリの中には悪質なものが多数存在
50代~70代の高齢者が狙われている
対策は「押さない」「入れない」「相談する」の3原則




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