【知らないと危険】“モバイルバッテリー”を使う時の注意点
- 長谷川

- 11月16日
- 読了時間: 4分
〜安心して使うためのポイントまとめ〜
最近、スマホ以外にもモバイルバッテリーを使う人が増えています。
例えば、
ベビーカーにつけるハンディ扇風機
外出先で使う小型のライト
モバイルWi-Fiや加湿器
USBカイロ
旅行中やキャンプで使う小型家電
などなど。
「コンセントがない場所でも便利に使える!」ということで、
子育て世代にも大人気です。
でも実は…リチウムイオン電池(=モバイルバッテリー)
は使い方を間違えると事故の原因になることも。
特にベビーカーや小物家電は 赤ちゃんの近く・体の近くで使う ので、
安全性はしっかり知っておきたいところです。
そこで今回は、“スマホ以外の用途”でモバイルバッテリーを使う時の注意点 を、
わかりやすくまとめてお伝えします。

※本記事にはPRを含んでいます
1. ベビーカー × モバイルバッテリーで特に注意したいこと
高温になりやすい場所は絶対NG
ベビーカーは炎天下を歩くことも多く、
モバイルバッテリーが一番危険になりやすい環境 です。
日差しが直接当たる
ハンディ扇風機の後ろに熱がこもる
本体が黒いとさらに温度上昇
モバイルバッテリーは「熱」で劣化し、
最悪の場合 発火のリスク があります。
▶ 風があたるの涼しい位置に固定する
▶ 直射日光が当たるところにむき出しで置かない
▶ 夏場のアスファルトは高温になるので下の方に置かない
これだけでも安全性が大きく変わります。
2. “子どもが触れる位置”に絶対置かない
リチウムイオン電池は
衝撃
水
高温に弱い、子どもが誤って蹴ったり、落としたり、口に入れたりすると危険。
▶ ベビーカーのポケットに深く入れる
▶ 面ファスナー(マジックテープ)で固定する
▶ 劣化して膨張したバッテリーは絶対使わない
3. USB家電を「2つ同時に」使うのはNGな場合も
最近は、
扇風機+ライト
扇風機+加湿器など 同時に2ポート使う人 が増えています。
しかし、
バッテリーの出力(W数)を超えると過熱 → 安全装置が作動 → 故障の原因に。
☑︎チェックポイント
モバイルバッテリーの「最大出力」を確認
USB家電の「消費電力」を確認
合計が上回らないようにする
4. 夏のベビーカーは“高温危険地帯”
スマホよりも危険な理由
炎天下のベビーカー周りは、実は 50℃以上になることもあります。
リチウムイオン電池は40℃を超えると一気に劣化&危険度アップ。
☑︎ 対策
白や明るい色の布で直射日光を遮る
モバイルバッテリーを風通しのよい場所へ
扇風機がバッテリーに直接当たらないようにする
5. “知らないメーカー”の格安バッテリーは避ける
ベビーカー用途だからこそ安全第一
USB扇風機は安いものが多いですが、
モバイルバッテリーは絶対に安全性優先 が鉄則。
☑︎買うべきもの
6. 濡れやすい環境での使用も注意
ベビーカーで突然の雨、よくありますよね。
水分は内部ショートの原因になります。
☑︎対策
防滴カバーをつける
濡れたらすぐ拭く
水がかかった日は必ず“少し休ませてから”充電
7. 充電中のバッテリーをベビーカーに置きっぱなしは危険
モバイルバッテリーは充電中に最も熱を持ちます。
▶ 充電は家の中で、目の届く場所で。
▶ 外出中に充電しながらベビーカー使用は控える。
8. バッグの中に入れっぱなしも危険
夏のマザーズバッグの中も、温度が上がりやすい場所です。
ペットボトルの横で温まる
日差しでバッグ自体が高温に
▶ 使わない時は持ち歩かない
▶ バッグ内に熱がこもらない工夫を
9. 寿命が来たモバイルバッテリーは絶対に再利用しない
充電が異常に遅い
減りが早い
本体が熱い
膨らんでいる
こんな症状が出たら 寿命です。
▶ 家庭ゴミに捨てず、家電量販店の回収ボックスへ
▶ 劣化バッテリーは特に事故リスクが高い
10. まとめ
ベビーカー × モバイルバッテリー は便利だけど、
正しく使わないと“事故につながる危険エリア”でもあります。
☑︎今日からできる安全対策
直射日光に当てない
子どもが触れない位置に固定
複数USB家電の同時使用に注意
出力・消費電力の確認
安全メーカーを選ぶ
水濡れ・高温対策
充電中の放置はNG
膨らんだバッテリーは即廃棄
便利さと安全性、どちらも守って赤ちゃんとのお出かけを安心に楽しみましょう!




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